読み終わってからタイトル見て
こんなタイトルだったっけ?と思った。

魔術監獄のマリアンヌ

魔術監獄って最初にちょろっと出てくるだけなんだよな。
大仰にタイトルになってるわりには、伏線も何もあったもんじゃない。
じゃあマリアンヌの頭に何をつければというと
それらしきものがないのも事実。ほとんど脇役みたいな感じだったし……。

というわけで監獄とか関係なく
司法取引した罪人と一緒に大罪人を捕まえるために旅に出る話。
そして囚人の正体が実はあれで、反逆軍の正体は……。
この辺の見せ方は、相変わらずうまいなと感じました。
まさかあの目隠しにあんな意味が……。
言われてみれば納得なんだが意外と気づかないものなんだな。

そしてなにげに切ないラスト。
この作者でこういう話は初めてな気がする。
ヴァーちゃん死んだけど切ないって感じはなかったし……。
ただこういう終わり方自体は嫌いじゃないのでありかなと思う。
そんなわけで割と満足な1冊
2017-101
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2017.12.18 Mon l l COM(0) TB(0) l top ▲

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