1.AはBよりマシ
2.Aは、ひどい
この2つの情報から、AかBのどちらかを選べと言われた場合
どちらを選ぶだろうか。
普通に考えればAのほうだと思う。
ちなみに
1.が消極的支持の基本的な考え方
2.がいろんなところから出ている自民党批判
をそれぞれ抽象的にしてみたらこうなります。
今日、自民党があんなに批判されてるのに
なんであれだけ支持率を維持できるかという質問に
こういうふうに説明してあげたら妙に納得されました。
これが消極的支持の強さというもので
両方ともひどいという前提があるため多少の批判はどうってことないうえに
どんなに批判されても○○よりマシという言葉だけで退けられてしまう。
つまり防御的な観点からすると最強といっても過言ではないのである。
じゃあ自民党が選挙で負けた時はどうかといえば、
まず民主党に政権を取られたときは、
その前の票が小泉政権が郵政選挙で集めた積極的支持によるものだったため
そもそも1の条件が存在しなかった。
都議選で都民ファーストに負けた時はどうかといえば
都民ファーストの会は自民党批判より
自分たちならこうする的な主張を強く出していたため
2の条件の影が薄くなりかわりに「Bならこうする」という情報が入ったためだと思う。
1の条件は両方ひどいというのが前提だからBがいいという情報がはいれば
結果としてないのと同じということになる。
つまり今の自民党政権をつぶそうと思ったら
まず1の条件をなんとかして消さないといけないのだが
この条件は批判に対して強いので、批判してるだけでは消えない。
だから自民党は批判されてもある程度の支持率を維持できるである。
なお、日本では海外にくらべて政権交代が起こらないと言われるが
これも日本は消極的支持が基本で、海外は積極的支持が基本というだけだと思う。
積極的支持は、比較対象がないから
はまればこの上なく高い支持率を得られるが
一方で些細なことであっさり支持率が下がる物でもある。
だからこそ批判だけしてればそれなりに効果があるのである。
つい最近まで野党がだらしないからと思っていたが
実のところ、根本的なところで戦い方を間違えてるだけではないだろうか。
長々と書いててそんなことを思った。
2.Aは、ひどい
この2つの情報から、AかBのどちらかを選べと言われた場合
どちらを選ぶだろうか。
普通に考えればAのほうだと思う。
ちなみに
1.が消極的支持の基本的な考え方
2.がいろんなところから出ている自民党批判
をそれぞれ抽象的にしてみたらこうなります。
今日、自民党があんなに批判されてるのに
なんであれだけ支持率を維持できるかという質問に
こういうふうに説明してあげたら妙に納得されました。
これが消極的支持の強さというもので
両方ともひどいという前提があるため多少の批判はどうってことないうえに
どんなに批判されても○○よりマシという言葉だけで退けられてしまう。
つまり防御的な観点からすると最強といっても過言ではないのである。
じゃあ自民党が選挙で負けた時はどうかといえば、
まず民主党に政権を取られたときは、
その前の票が小泉政権が郵政選挙で集めた積極的支持によるものだったため
そもそも1の条件が存在しなかった。
都議選で都民ファーストに負けた時はどうかといえば
都民ファーストの会は自民党批判より
自分たちならこうする的な主張を強く出していたため
2の条件の影が薄くなりかわりに「Bならこうする」という情報が入ったためだと思う。
1の条件は両方ひどいというのが前提だからBがいいという情報がはいれば
結果としてないのと同じということになる。
つまり今の自民党政権をつぶそうと思ったら
まず1の条件をなんとかして消さないといけないのだが
この条件は批判に対して強いので、批判してるだけでは消えない。
だから自民党は批判されてもある程度の支持率を維持できるである。
なお、日本では海外にくらべて政権交代が起こらないと言われるが
これも日本は消極的支持が基本で、海外は積極的支持が基本というだけだと思う。
積極的支持は、比較対象がないから
はまればこの上なく高い支持率を得られるが
一方で些細なことであっさり支持率が下がる物でもある。
だからこそ批判だけしてればそれなりに効果があるのである。
つい最近まで野党がだらしないからと思っていたが
実のところ、根本的なところで戦い方を間違えてるだけではないだろうか。
長々と書いててそんなことを思った。
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