詐欺なのにどうも詐欺っぽさがない。
なんでかと思いきや騙された方が騙されたと主張してるからなんだろうな。
気づかれてる時点で詐欺師としては3流と
どこかで聞いたようなきがするし……。

放浪勇者は金貨と踊る (2)

そんなわけで詐欺云々でどうにかする話。
と言っても最初の件がやくざの恫喝に近いものがあって
メインとなる話は、詐欺というより
推理物で探偵が自白させるシーンに見えてしょうがなかった。
実際に変装で解決する探偵の漫画があった気もするし……。

派手な事件に見せかけて結局説得して終わりってのは、
平和的といえば響きがいいかもしれないけど
やっぱりなんか物足りないなという気がするんですよね。
前巻の終わりからしてもっと壮大な事件に巻き込まれていくかなと思ってたら
あっさり終わって拍子抜けでした。
シャノワールなんてもっと執念深そうに見えたんだけどな。

あとは、あの指輪をもうちょっと活用してほしかったな。
せっかくの他者変身の設定がいまいち生きないというか、
どうせ詐欺するならそれ使った方法がいくらでもあるだろうとか
そんなことをいろいろ妄想してただけにちょっと残念な感じ。
この巻で完結ということになっているんだけど
この設定でもうちょっといろいろ見たかったなと思う。

2015-69
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2015.08.23 Sun l l COM(0) TB(0) l top ▲

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