主人公の私怨から始まる話って
時代物では意外となかった気がする。

からくり隠密影成敗(二) 弧兵衛、策謀む

そんなわけで主人公が詐欺にあって
それを取り返すためにいろいろやってるうちに
話がでかくなっていくという感じなんだけど
最初の動機があれなものだから
本来の時代物とは別の意味での必死だな感があっていいです。

こののりで最後までドタバタしてくれないかなと
読みながら思ってたんだけど
そこは、時代物のお約束という感じで
きっちりあれな展開になっています。

ひょっとして時代劇が廃れたのは、
このお約束感が飽きられてきたのが原因では
とそんなことを思ってしまいました。
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2014.09.21 Sun l l COM(0) TB(0) l top ▲
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